2012年4月7日土曜日

Winter Quarterのおさらい


前期の授業に関して簡潔ではあるがレポートを記したい。
なお、前期からUCSDの授業を3つ取れるUPS Programに参加している。
1.    Intermediate Accounting A
米国公認会計士試験レベルの財務会計に関して、後半部分たるBと合わせて包括的な知識を得ることを目的とした授業である。具体的には、Accounting Information System, Financial Statement Format, Cash and Receivables, Inventories, Property, Plant and Equipment, Depreciation, Intangible Assetまでであった。授業の形式は週二回のLectureであり、毎週教科書に則った宿題が要求された。内容としては会計概念よりは会計処理の習得を念頭においているため、特に英語であるための困難は感じなかった。

2.    Innovation to Market
市場に衝撃を与えられるような起業家を育成することを目的とした授業である。具体的には指定された教材をassignmentとして毎週読み込んだ上でのdiscussion、それに平行してのグループごとによるbusiness planの構築が中心となる。教科書や教材の中にはCaliforniaで日々生み出されるstartupsの実態が描かれており、その大胆さや忍耐強さ、発想の面白さなど、刺激を受けた。Business planはグループにて「女性に焦点を絞った小売店」を提案した。結果としてはあまり納得のいくものは作り上げられなかったが、中国人や韓国人、中国系アメリカ人達と議論するにあたって何に気をつけるべきかー例えば目的を明確にする、ビジョンを共有しながら議論を進める、等痛感する良い機会となった。

3.    Behavior Modification
直訳すると行動変容、分類上は行動主義心理学に属する心理学で、非科学的な手法に陥りやすい精神分析を離れて、人間行動に焦点を合わせた手法をとる。具体的な特徴としては、correlational approach, empirical approach, social validityといったものがある。現在、経営学においてもChristensenはもちろんのことLean Startupにおいても顧客の行動分析を軸にした経営が注目されている背景があり、当該分析において半歩進んでいる行動主義心理学を学べたことは大きな意義があった。


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